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福島空港 頑張れ!

ANA新千歳 路線見直し対象に 福島空港

2009年07月01日

 福島空港で、また新たに路線の見直し案が30日、明らかになった。新千歳便を運航する全日空(ANA)が今秋にも自社運航
から撤退し、北海道国際航空(エア・ドゥ)が引き継いで運航することを検討。JALに続いてANAの機体も姿を消し、福島空港の
苦境を象徴する事態になる。(中川透)

 新千歳便は、90年代に搭乗率が70%を超えることもあったが、06年度61%、07年度57%、08年度50%と近年は低迷。
割引運賃を利用した団体観光客などの利用が多く、ビジネス客の安定した需要がないため、採算が厳しかった。
 景気悪化による航空需要の低迷などを受け、全日空の09年3月期の売上高は前年比6、4%減の約1兆4千億円となった。
純利益は前年の641億円の黒字から42億円の赤字に転落。業績改善のため、不採算路線の見直しを全国的に進めており、
福島はその一つという。県空港交流課も「路線見直しの対象になっていると聞いている」という。
 ANAが自社運航から撤退する一方、エア・ドゥが引き継いで運航することを検討。新千歳便は両社の共同運航(コードシェア)
となり、ANAの便名は残る見通しだ。
 コードシェアは、他社が運航する路線に対し、自社の便名の付与も認めてもらうことで、効率的な運航を図る方法。ANAに
とっては、自社運航による大幅赤字などのリスクを減らす一方で、路線網を維持できる利点がある。
 ANAはエア・ドゥの株式を約1割保有し、業務提携も締結。今年4月からは、ANAの路線だった新千歳―新潟線をエア・ドゥ
が引き継いで運航し、両社のコードシェア便とした。福島でも実現すると、同様な形態になる。
 福島空港では、アイベックス(IBEX)の伊丹便に加え、新千歳便も共同運航となり、全日空の自社機材による定期便がなく
なる見込み。このため、空港への地上職の人員配置など、ANAの今後の福島空港へのかかわり方も変化する可能性が出てくる。

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